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●Crews Maniac Sound SEC-Grade Up
 2005年12月に購入以来、それまでメインだったテレキャスター・カスタムに変わって、メインギターとなってしまったクルーズのストラトキャスター・タイプ。クルーズは日本のギター・ブランドで、愛用しているミュージシャンもけっこういます。これはミュージック・エア・ネットワークの「音楽生活研究所」の取材で訪れた渋谷のHoochiesという楽器店で発見したもの。基本的に現在エリック・クラプトンが使っているフェンダー・ストラトの完全レプリカというのが売りらしいですが、そういうのを抜きにしても丁寧な仕上げで弾きやすく、バランスも素晴らしく、持った瞬間に自分との相性がバッチリなのが実感できてしまいまして、こんなにフィット感のいいストラトは初めてだったので、たまらず購入。
ストラトに関しては、7年前に買った安いフェンダー・メキシコ製のダフネブルーをサブとして持ってはいたものの、83年以降ずっとテレキャスターがメインで、それ以前高校時代に使っていた、トーカイのST60というストラト・モデル(これもクラプトン型の、いわゆる"ブラッキー"タイプでした)以来、20何年かぶりにストラトに戻ってきたことになります。やはりオールマイティで使いやすいってことでは群を抜くギターですな。もっともこのSECというギターは見た目は伝統的なストラトでも、中身はかなり違うギターなのですが…。

 ボディは1ピースのアルダー。そのためかどうかはわかりませんが、ものすごく鳴りが良いです。アンプに繋がずに弾いてみると、ボディの振動がハンパじゃないのがわかります。このギターにはクラプトン同様のミッドレンジブースターが搭載されていて、通常センターPUのトーンのところは、ブースト量のコントロールになってます。ただ、歪みを手元で調節できるのは便利で最初はよく使ってたのですが、かなりクセがあって、これを使うと完全に最近のクラプトンの「ブワ〜」という音になってしまうので、最近はあまり使わなくなってきました。
ピックアップはフェンダーのノイズレスで、これがまったくのノイズのないクリアで太い音、というスグレもの。通常のストラトにはリアPUのトーンはありませんが、これはマスタートーン方式なので全てのPUのトーンを変えられます。本家フェンダーの市販クラプトンモデルはTBXコントロールという、センタークリックの位置でフラットになるものを採用していますが、これは普通のストラト同様絞るとトーン0、というトラディショナルなもの。これも最近の本人の仕様に準じてるとか。フレットが22まであるのもいざというとき便利。

  ヘッドストックです。ペグは普通のクルーソンに見えますが、実はこれも日本が誇るゴトー製。ペグのところでロックできるタイプで、しかも弦によってポストの高さが変えてある、という凝ったもの。これによってチューニングの安定感はバツグンになってます。ただ、演奏中に弦が切れると交換にはちと手間取るかも。もっともこのギターでは、もうずいぶん使ったけど一回も弦が切れたことがないです。不思議。

 ボディ裏。色は黒に見えるけど、実はメルセデスブルーという濃紺で、 少しラメの入ったような塗装。なんでもクラプトンの乗ってる車の色と 同じなんだそうです(笑)。ネックは少し細めの三角シェイプで、昔か らこのタイプが好きな自分にはベストの形状。12フレット以降の 厚みが押さえられていて、ハイポジションが弾きやすいのです。

 塗装がラッカーで薄いし、あまり堅い感じではないので、ぶつけると結構簡単に塗装がとれます。あまりギターの取り扱いが繊細ではないワタシなので、早くも打痕がついちゃいましたが、こういうのは味なので気にしません(笑)。

 メイプル指板はほとんど木肌のような極薄フィニッシュなので、すでにけっこう汚れ始めてますが、これも実に味。ストラトの場合、ローズ指板よりメイプル指板のほうが好きなのは、この変化が楽しみだからなんですよね。ただ、つるつるに塗装されてるメイプル指板はあまり好きじゃないのですが。

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