| ●アルバレズ・ヤイリYD-62E |
95年に今は亡き新宿パワーステーションでの「ONE
OR
SIX」レコ発ライヴ以降、ずっとライヴ用アコースティック・ギターのメインとして使用しているものです。Kヤイリという日本の老舗メーカーがアルバレズというアメリカのブランドと提携してアルバレズ・ヤイリというブランド名で発売しているギターで、リーズナブルな割にグレイトフル・デッドとかポール・マッカートニーとか、新しいところではレディオヘッドだとか、案外いろんなミュージシャンに使われていて、このモデルもデヴィッド・クロスビーだったかグレアム・ナッシュだったかがライブで使ってましたね。YDっていう型番は今はないようで、同じ形のものが何故かアルファベットを入れ替えたDYという型番で出ているようです。
高校時代からずっと使っていたタカミネのエレアコに飽きてしまい、フリーマーケットで売ってしまったため、ライブで使いやすいものを探していたところ、湾岸スタジオに行く途中にたまたま寄ったお茶の水の下倉楽器で半ば衝動的に購入。まあ新品で店頭価格8万円ほどだし、ネックも細めの三角形でエレキとの持ち替えに違和感が少なそうだったので、しばらくこれでつないでそのうちまとまった収入でもあったら良いマーチンでも買おうかな、と思っていたところが、あまりの弾きやすさに離れられず現在に至ってます。で、未だにスティール弦のアコギはこれしか持っていないという。マーチンも欲しいけど(笑)。
ラインの音はいまひとつだったのですが、Tech21のAcoustic D.I.という優秀な機材を発見して以降は解消されました。 |
|
99年の春にかのジョン・サイモン氏とハース・マルティネス氏が来日したとき、途中からオーリアンズのジョン・ホール氏も合流するという企画ライヴがありました。ところがホール氏の持参したギターが飛行機の運搬時に壊れてしまったので貸してもらえないか、との長門芳郎さんからの要請があり、渋谷オンエアイースト出演時にこのギターをなんとジョン・ホールさんに使っていただいたことがありました。このサインはその記念にご本人にいただいたものです。
これを使って彼がオーリンズの" It all comes back again"という私の長年大好きな曲を演奏したときは本当に夢かと思いましたねえ…。まあ素のラインの音はいまひとつということもあって、あまり良い音じゃなかったんですが(笑)。終演後は「良いギターだね!今度一緒にロックンロールしようぜ!」などとアメリカンなことをのたまうホールさんにたじろぎつつ楽しい時間でありました。 |
|
ボディ・サイドのプリアンプ部分。上下のネジをはずすとユニット全体がボディから外れて電池交換できるのですが、最初それを知らず、1年くらいわざわざ弦をゆるめてサウンドホールから手を入れて交換していたというお粗末(苦笑)。ミドルの帯域を変えられるEQもついてますが、効き方はいまひとつなので常にフラット。Tech21のAcoustic
D.I.側で音作りしてます。 |
|
ヘッドストックです。ちょっと不思議なデザインですな。ロゴマークが野球チームっぽいといいますか。かなり角が欠けてきたりでボロボロになりつつあります。ペグはゴールドパーツでちょっとゴージャス。なかなか安定感のある優秀なものです。弦はエリクサー(長持ち!)のカスタム・ライトで、普通のライトゲージより少し細い1弦が011のセット。太いほうがパワフルな音だとは思うけど、自分の最近のアコギ演奏はフラットピック+中指&薬指というスタイルが多いし、アコギでもけっこうリードを弾く機会があるので、このほうが指や爪への負担が少ないようです。 |
|
Kヤイリのギターには、この位置に社長の矢入一男さんの焼き印が入っているものがけっこうありますね。扱いがぞんざいな為かトップはボロボロ状態で、とても10年ほどしかたってないギターとは思えませんな(笑)。まあインストアなんかであちこち持ち歩いたり(たまに倒したり)酷使してきましたからねえ。
ブリッジは一度割れてしまったので、高円寺のリペア屋さんで同じ形のものを作り直してもらっています。サドルは弦ごとに独立しているタイプで、弦を替えるときにボロボロ外れるので困ってましたが、これも外れないようにしてもらいました。このサドルの下にピエゾ・ピックアップが入ってます。 |
|
バック(サイドも)には何やら不思議な模様が浮き出てます。これって木材は何なんでしょうね。トップはシダー、ネックはマホガニーっぽいですが、サイドとバックはこの妙な木目がでている木材でローズウッドやマホガニーではない気もしますね。どなたがご存じの方はご一報ください。 |
|
| back |